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ぼくのカウンセリングは、特別なアレンジを加えていないスタンダードな認知行動療法によるものです。

それでもやはり展開プロセスには、カウンセラーの個性が出るので、ぼくはぼく用にカウンセリング・シートを開発して、用いています。

シートのフレームに基づいてカウンセリングを行うことで、常に自分のカウンセリングの展開で大切にしている部分を意識することができるし、何よりもクライアントにとって相談を可視化することは思考や感情の整理に役立ちます。

ぼくは、認知行動療法では、思考や感情の可視化がきわめて大切と考えています。ですから、カウンセリング中もたくさん書きますし、クライアントにも同じシートを渡して、「よろしければメモにお使いください」と書くことを促します。

自分の思考や感情を文字化することは、客観的に自分を俯瞰するメタ認知の支援にもなります。

ちなみに、うつレベルのアセスメントには、成人には基本的にベックのテストを用いています。青少年にはふさわしくない質問項目もありますから他を用います。

カウンセリングというと悩みをカウンセラーに話してスッキリするものという認識が一般的にはまだあります。自身のメンタルの特性についてカウンセラーとともに学んでいく学習の場でもあるということを知ると、カウンセリングを受けるということのハードルも低くなっていくものと考えています。

そして、実は、心が健康な時もまた、その学び時なのではないかと思っています。

認知行動療法で自分のメンタルの特性を学びたいという方は、ぜひご相談ください。

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