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NPO法人化1周年!Playback

 

みらいびらきLabo.が特定非営利活動法人となって1年が経過しました。2018年12月20日に法人化してからの1年間を振り返ってみたいと思います。

 


▶︎未来Hacks!第1弾 2019 Jan. & Feb.

日本初の中高生のための無料イノベーションセミナー「未来Hacks!」を開催しました。1月から2月にかけて全4回の連載セミナーで行いました。このイベントは、設立記念イベントでもありました。

イノベーション・スキルの基礎については、みらいびらきLabo.のスタッフがお話をさせていただきましたが、ゲストに、合同会社Fagicaのアートディレクター山下良子さん、新潟インタビューマガジン「Life-mag」編集者の小林弘樹さん、新潟ローカルテレビ局制作担当の野地ゆりかさんをそれぞれの回でお呼びし、イノベーションの実際についてお話していただきました。

山下良子さんからは、「デザイン思考で思いつかないことを思い付くには」というテーマでお話とワークショップをしていただきました。アイデア発想のハウトゥーに加えて、クリエイティブなセンスを身に付けるための工夫も教えてもらえて、クリエイティビティMAXでした。

小林弘樹さんからは、「イノベーションを見える化するための習慣、思考、スキル」についてお話しいただきました。日々の当たり前の生活世界を特別なものと捉えるための考え方について、雑誌の制作・編集者としてのスキルを惜しげもなく教えてくださいました。その後、小林さんが新潟市議選に出馬して、当選したのにはびっくりしました。さすがです!

野地ゆりかさんからは、「楽しく生きたければ好きを続けろ!」というテーマで、自らのイラストという好きを追求し続けた学生時代と、それがテレビ番組制作に携わるスキルの基礎となったという経験談をお話ししていただく予定でした。(が、インフルエンザにより、佐藤が代わりにお話ししました。)

新潟市でティーンズを対象に、イノベーションのスキルを学ぶ機会を提供したことは、ウェブ上でも話題となり、新聞やウェブメディアにも数多く取り上げられました。

 


▶︎「SNSゲートキーパーになって正義の味方になるセミナー」2019 June

このセミナーでは、理事の佐藤が、TwitterなどのSNSを活用した自殺防止カウンセリングの手法をお伝えしました。交流分析や認知療法などの心理療法の中から今すぐ使える実践スキルだけを取り出して、どのようなコミュニケーション場面で活かせるか、演習を通じてお伝えしました。

行政などでも行われているゲートキーパー活動ですが、実は、継続的な支援に至るサービスは、あまり多くないのが現状です。みらいびらきLabo.の自殺防止カウンセリングが継続的支援へとつながる理由を臨床心理学の観点からお話ししました。

 


▶︎みらいHacks!第2弾 2019 Dec.

第2弾の内容は、スタンフォード大学のd.schoolのイノベーション教育カリキュラムを中高生から分かるようにアレンジし、それを1日のパッケージにデザインし直してお伝えしました。

ゲストには、第1弾に引き続き、合同会社Fagicaのアートディレクター山下良子さんにお越しいただき、デザイン現場でのデザイン思考についてのお話とともに、デザイン思考の実際をスーパーバイズしていただきました。

前頭葉が活発化するようなロジカルな思考ではなく、ひらめきを誘発するような思考としての「デザイン思考」を様々な方法で体験的に感じていただきました。アドリブ思考、アイデア発想、アイデアの見える化など、学校では学べないことを、手を変え品を変えお伝えしました。

セミナーの最後には、お絵描きムービーとしてイノベーションのアイデアをプロダクト化しました。


▶︎カウンセリング・ゲートキーパー活動

これらのイベントとは別に、日々の活動として、不登校・職場不適応感・うつ病・希死念慮に悩む若者に対する遠隔心理カウンセリングを実施してきました。

当会のカウンセリングやゲートキーピングは、継続的な支援を基本としており、1人のクライエントに対して高頻度・長期間のサポートを行います。ですので、多くの方のサポートをすることが難しいのですが、それでも1年間で30名ほどの方の心理援助を行うことができました。


▶︎出版・広報事業

みらいびらきLabo.出版部を設置して、Amazon Kindle電子書籍のレーベルを立ち上げました。『イノベーションは中高生にまかせなさい!』(佐藤裕基著)を出版し、現在、2冊目を準備中です。

また、佐藤がFM portの遠藤麻理さんがDJのモーニングゲートに出演させていただきました。


ご協力いただいた皆様のおかげで、無事1周年を迎えられますことを心より感謝いたします。2年目は、さらに社会の役に立てるNPO法人となれるよう、一層努めてまいります。

 

※ 新聞からの転載は、すべて新潟日報からの転載です。

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