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2 Comments

当法人の心理支援が無償なわけ

こんにちは。

最近、「なんでおたくの心理支援は無償なの?」という質問をよく受けます。

「入り口だけ無償で、あとからいろいろ請求されたりしないの?」とか、いろいろ聞かれます。笑

大丈夫です。最後まで無償です。NPO法人ですので、宗教に勧誘もしませんし、水サーバ購入とかも進めません。笑

では、どうやって最後まで無償の心理支援を実現しているのかです。これを明らかにしておかないと、「なんか怪しい(-“-)」となるので、改めてご説明を。


1.寄附金の活用

当法人の趣旨や活動に賛同してくださっている方からの寄附金は、当法人の支援活動の大部分を支える基金となっています。子どもや若者の心のサポートに関心をもち、手を差し伸べたいと考えてくださっている協賛者の方々の思いを受けて、当法人の活動は行われています。心理支援を直接行うのは私たちですが、実際には、多くのサポーターが支援をしているのです。

2.助成金の活用

当法人は、NPO支援団体の助成を受けています。心理検査については、この助成によって無償実施することができています。WISK-IV知能検査のような通常は医療機関で提供される高額な心理検査についても無償化することができました。

3.事業収益

支援者向けセミナー、電子書籍の販売、不登校マガジンの記事掲載や広告、子ども支援団体のPVムービー作成などのクリエイト事業による収益は、すべて心理支援のための歳出に充てられています。当会のもつクリエイティブ・スキルは、芸術療法や音楽療法などの心理支援に用いられるだけでなく、事業収益を生み出すためにも用いられています。


これら3つの歳入を全額心理支援に充てることによって、当会の心理支援は無償となっています。

このような仕組みは、一朝一夕でできあがったものではありません。どうしたら心理支援を必要とするクライアントさんに無償で支援を届けることができるかに挑み続け、絶えず切磋琢磨した結果、ようやく出来上がった仕組みなのです。

こんなふうにして、当法人は、協賛者からの支援を受けながら、クリエイティビティを資本とすることによって心理支援を無償化して運用するという独自の経営形態をとるNPO法人となりました。当法人の仕事は、クリエイト事業(歳入事業)と心理支援事業(歳出事業)とが循環して成り立っています。

このようなわけで、当法人においては、「クライアント≠顧客」なのです。

最後まで無償の心理支援を安心してご利用くださいね!

2 thought on “当法人の心理支援が無償なわけ”

  1. 高橋俊一 より:

    フリーマガジンOPENSchoolingをお願いしたフォルトネットの高橋俊一です。
    佐藤裕基理事長がむかし十日町市に住んでいたことがおありとは驚きました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    1. m-lab より:

      高橋さん、コメントをありがとうございます。
      幼少期は十日町で過ごし、後に新潟市に参りました。
      その後、塩沢、六日町にも勤務しましたので、魚沼は故郷そのものです。

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