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フォトセラピーで心のメンテナンス

こんにちは。秋が深まり、冬らしい日も訪れ始めましたね。

なかなか外に出て何かをすることが難しくなってきていますが、どんなふうにして、心のメンテナンスをされていますか?

ぼくがこの季節におすすめするのは、フォトセラピーです。フォトセラピーにはあまり定型というものがないため、写真を撮ってお散歩を楽しむこと自体を指してフォトセラピーと呼ぶ場合もありますが、フォトセラピーを1つの芸術療法として見る場合は、大切にしなければならないプロセスもあります。

そのプロセスというのは、(1)感覚から思考へと連続するものであること、(2)無意図から意図へと連続するものであること、(3)最後に自己による意味づけが行われることなどです。それを創作プロセスにどんなふうに具体化していくのかについては、慣れるまでは分かりにくいかも知れません。ですが、実際にはそんなに難しいものではなく、例えば、(1)テーマを決めずに「気になるもの」を撮るフィールドワークを行う、(2)それをコラージュ作品として構成する、(3)タイトルを付けるというように具体化できます。

なぜこのプロセスが大切なのでしょうか。

通常行う表現活動は、表現して伝えたいことがあり、それをさまざまな手法を用いて表現するという方法ととります。それに対して、芸術療法として表現する際には、自分への気づき(アウェアネス)が必要になります。それは、自分で自分について知るということです。つまり、芸術療法では、今すでにある思いや価値を表現をするのではなく、自分が表現したものから無意識レベルの思いや価値を見つけることを目指します。

「自分のことなんて知ってるよ!」と思われるかもしれませんが、実は、自分のことは知らないことだらけなのです。特に、自分の思考や認知のクセについては知らないことの方が多いくらいです。自分にとっては当たり前すぎる、そして、無意識なレベルではたらく思考や認知について、自分で意識することは日常的にはないからです。ですから、芸術療法として表現を行う際には、無意図的な表現から始めることが大切になります。無意図的な判断には、無意識レベルの思考が関わっています。その無意識レベルの思考に気付くことが、芸術療法の主要な目的なのです。

ですから、写真を撮るときには、テーマを決めずに「気になるもの」をパッパッと撮っていくことが意味をもちます。何か意図して撮る場合は、何を選び、どう撮るかということは、意識上で行われる思考によって選択されます。ですが、前述の通り、この段階ではなるべく無意識をはたらかせたいのでテーマは決めません。偶然歩いた場所で、偶然気になったものを撮っていくことが必要です。そして、撮った写真は撮影途中では捨てません。写真を捨てる際には、意識上で行われる思考で取捨選択されるからです。いつもなら捨ててしまうような写真に写っているものが、どうして気になったのかが重要なのです。つまり、無意識がその対象を放っておかなかった理由を自分自身に問うのです。そうしていくことで、アウェアネスは生まれます。

このようなフォトセラピーをしてみたいという方がいらっしゃいましたら、厚労大臣・文科大臣認定の公認心理師によるフォトセラピーを無償で受けていただくことができます。カメラやコラージュ編集用のタブレット等をお持ちでない方については、当法人のミラーレスカメラ(Olympus OM-D E-M5 mark III + 12-40mm F2.8)やiPadを使っていただくこともできますのでご安心ください。

お使いいただけるカメラ
コラージュ編集のイメージ

当法人の心理支援は、新潟市中央区八千代にあります総合福祉会館にて行っておりますので、総合福祉会館を拠点に新潟駅周辺ー万代シティーやすらぎ堤などのエリアで写真撮影を行う形となります。主に撮影を行う日と主にコラージュ編集を行う日とで、概ね全2回での実施となります。

写真を通じて心のメンテナンスを図りたい方も、カメラやコラージュ作成に関心のある方も、ぜひ一度体験してみてください。

お問い合わせはメールにてお願いします。

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