分散登校などによって、ステイホームしていた子どもたちが少しずつ日常を取り戻し始めたことによって、子どもたちの中に、自粛生活のストレスやコロナ不安を強く感じている子がいることが明らかになってきました。
自粛生活によるストレスや不安の状態は、大規模災害時の避難所生活に似た傾向をもっています。
子どもたちは、テレビやネットなどでコロナについてのマイナス情報を得続けることで、自分はコロナに対して無力であると捉えてしまいます。すると、さまざまな事柄へのモチベーションを低下させてしまう「学習性無力感」をもってしまいかねません。
子どもたちが、新しい生活スタイルを受け入れ、定着させることができるまで、大人は子どもたちの様子を注意深く観察していく必要があります。
その際に参考となる１６のチェック事項（文部科学省）をお知らせします。お子さんの様子が気になる方は、１６のチェック事項すべて確認する必要はありませんが、参考にされ、お子さんの様子を把握することにご活用ください。
なお、当NPO法人においても、SNSを使った無料相談に応じています。遠慮なくご相談ください。
※ このチェックリストは、何ポイント以上でどうというような診断的なツールではありません。
※ お子さんの不安が極めて強いと感じられた場合は、小児科、心療内科、精神科等に早めに相談することをおすすめします。