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遊戯療法:プレイセラピー

■ 遊戯療法って?

遊びには、心理的な治療効果があります。このことは、経験的には誰もが知っていることですが、遊戯療法では、心理師がその治療効果を心理臨床の場で具現します。その過程で、お子さんは、遊びを通して感情の調整や現実の問題への対象方法などを学ぶこともできます。

とりわけ、不登校や集団不適応等で対人関係が少なくなっているお子さんには、安心・安全な場で他者と共有する経験の中で試行錯誤し合うことには、大きな価値があります。

■ どんなふうにするの?

遊びの内容は、描画、造形、デザイン、音楽、パズルゲーム、カードゲーム、空間系ゲーム、写真撮影などから、お子さんに合わせて選定します。

また、みらいびらきLabo.では、アクスラインの遊戯療法8原則に則り、セラピーを実施しています。

①温かみを感じれるような信頼関係をお互いの間に築いていきます。

②ありのままの言動を受容します。

③感情表現を自由にできるような雰囲気を醸し出します。

④感情をしっかり感じ取り子どもに提示し、子どもが自らの言動の意味が理解出来るように導きます。

⑤問題があっても子どもが自らの力で乗り越え成長できる潜在力があることを信じます。

⑥子どもが示す言動に対し意見を言ったり指示したりしないようにします。

⑦治療が完了するまでは時間がかかることを十分認識し、焦りで意図的に治療ペースを早めてはいけません。

⑧遊ぶ際、現実からかけ離れないように必要最小限の制限を与えます。


遊戯療法は、当法人の公認心理師が、クライアント会員に対して心理カウンセリングの中で無償で実施しております。ご希望の方は、カウンセリングの際にお申し出ください。詳しくご説明致します。

※ このセラピーは、公認心理師が心理療法として実施するものです。心療内科、精神科等に主治医がいらっしゃる方は、主治医にご相談の上、ご利用ください。