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写真療法:フォトセラピー

■ 写真療法って?

写真を撮り、コラージュ作品を作ることを通じて、知らなかった自分に出会い、セルフエスティームを高める芸術療法です。楽しくクリエイティブに進められます。

手順は?

①撮影:作品を撮ろうとせず、ただ「あっ」「おっ」と思ったものを一眼カメラで撮ります。目が勝手に焦点づけた対象を取り集めます。

②コラージュ編集:直感的に写真を選び出して、iPadアプリでコラージュや動画として編集します。

③タイトルと解説:コラージュ・動画作品にタイトルと解説をつけます。無意識的に選び出した写真のコラージュにタイトルを付けることで価値づけ、解説を付けることで意味づけます。

④自己洞察:自分の作品を見直し、自分の心を引きつけたものの特徴、写真を選んだ基準、自分が意味づけたものなどについて振り返ることによって、自分の無意識と出会います。

コラージュのタイトル「差し切らない太陽」

■ 効果は?

この活動には、大きく2つの心理臨床の効果があります。
1つ目は【自己の発見】自分の知らなかった自分と出会うことです。自分が世界の中の何に意識を向けていて、それをどう価値付けているのかを自分自身で知ることを促します。
2つ目は【価値の発見】自分の中には写真という形に表現される価値があることに気づくことです。
これらにより、自己の中にある新しい価値に気づき、セルフエスティーム(自尊心)を高めます。


フォトセラピーは、当法人の公認心理師が無償で実施いたします。特に、不登校や不安症の方におすすめします。必要となる一眼カメラ、iPad等は、お貸しすることができます。フォトセラピーは、当法人のクライアント会員に対して心理カウンセリングの中で実施しております。ご希望の方は、カウンセリングの際にお申し出ください。詳しくご説明致します。

また、ご希望により、ご本人がフォトセラピーを行なっている様子を動画撮影したものをショートフィルムとして編集し、データ提供させていただきます。自己を客観視するための契機となります。こちらについては、ご寄附をいただいた方を対象とさせていただきます。

※ このセラピーは、公認心理師が心理療法として実施するものです。心療内科、精神科等に主治医がいらっしゃる方は、主治医にご相談の上、ご利用ください。

利用案内
▶︎対象:18歳までは無償、18歳以上はご寄附をお願いします。
▶︎内容:公認心理師による写真療法
▶︎回数:45分を3-4回程度で1サイクル
▶︎スキル:カメラ初心者の方には、カメラの操作方法から丁寧に説明しますのでご安心ください。
▶︎オプション:ご寄附を頂いた方に、ご希望により、ご本人の作品制作の過程を収録したメイキング・ショートムービーを提供させていただきます。
▶︎お申込み:まずはメールにてご相談ください。

写真療法で使用するカメラ