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Ⓜ︎Labo.の子どもカウンセリング

「カウンセリングって何をするんでしょうか。」よく受ける質問です。一口にカウンセリングと言っても、その形態や内容は様々です。みらいびらきLabo.のカウンセリングはどのようなものなのか、ご案内したいと思います。

まず、当法人のカウンセリングは、厚労大臣・文科大臣の認定した公認心理師が行います。そのため、公認心理師法という法律に則った形で行われます。法律にはどんなことが定めめられているのかというと、役割、倫理、個人情報保護、医師との連携など、クライアントの方に不利益が生じないように定められています。

また、公認心理師は、個人的な考えや手法で心理支援するのではなく、心理学による実証に基づいた方法で心理支援をすることを求められているため、心理支援に用いるカウンセリング手法は、医療機関でも心理支援機関でも用いられる信頼性の確認された手法となります。そのため、人の「心」という極めて大切なものに対して、身勝手な解釈や流行の心理学理論で働きかけることは一切致しません。

そのような大前提の上で、育つ過程にある「子ども」に対しては、どのようなカウンセリングを実施しているのかをご説明します。

子どもカウンセリングの実際

カウンセリングというと、不安や心配についてできる限り深く話さなければいけないというイメージがあるかも知れません。もちろん、不安や心配について深くまでお話を伺えれば、不安や心配の根源にある感情や不一致について知ることができ、どう改善していくかについて相談することが可能になります。

ですが、子どもは、言葉に限らず様々な表現方法を用いてそれを表現します。表情であったり、身体表現であったりするのはもちろんですし、絵画、音、歌を含め、あらゆる行動で表現します。みらいびらきLabo.のカウンセリングでは、そこに目を向けます。これらの表現方法をとる機会を与えることで、子どもの様々な表現方法の中から、心理状態の表現をキャッチして、そこに改善のチャンスを見出します。

ですから、みらいびらきLabo.の子どもカウンセリングでは、お子さんが望むのでなければ、お子さんから必要以上に長々と不快体験について聞くことはしません。お子さんにできる限り自由な表現をさせ、その表現の中から成長課題を見出し、保護者の方とそれを共有することで、心理支援や発達支援をしていくことを原則としています。また、通常、継続的なカウンセリングの前期に実施する心理検査についても最小限にとどめ、お子さんに負担がかからないようにしています。

みらいびらきLabo.が、お子さんの心理状態を知るために最も重視しているのが遊びです。遊びの中で表現されることには、とても大切なメッセージが込められています。それはなぜかというと、遊びは、子どもにとっても大人にとっても、それ自体が目的になっているからです。特別な場面を除いて、誰かのために遊ぶ子どもはいません。遊びは、それ自体が目的になっていて、目指すのは自分の満足です。ですから、遊びを観察することで、その子が何を成就しようとしていて、何を快としていて、何をハードルとしているのかがよく分かります。

また、さらには、遊びは子どもの心を健康にもします。遊べる子どもは健康な子どもです。遊ぶから健康になれるのであり、また、健康だから遊べるのです。みらいびらきLabo.が、あらゆる場面で遊びを重視するのは、このような理由からです。このような心理支援の方法を遊戯療法(プレーセラピー)と言います。

このように、みらいびらきLabo.の子どもカウンセリングは、様々な表現方法で子どもを理解し成長させる芸術療法(アートセラピー)遊戯療法(プレーセラピー)を主軸にして取り組んでいます。

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