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おうちから出にくい方のための避難マニュアル

令和6年1月1日に発生した能登半島地震に被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

当NPO法人が1月4日にご案内したオンライン相談に対しては、石川県及び新潟県の方々から複数の相談をいただきました。

その内容については、ひきこもりや不登校のため避難が困難で合った事例が大部分でした。このことは、私どもも予期しなかったことであり、震災の際に、心理的な理由によって避難が困難である方がいらっしゃることに対しての支援が、日本全体として十分でなかったことに気付かされました。

この課題に対して、当NPO法人では、早急に「おうちを出にくい方のための避難マニュアル」を作成することにより、ひきこもりや不登校などにより自家や自室を出にくい方が、少しでもスムーズに避難行動に移ることができるように支援する必要があると考えました。

そして、当法人のメンバーである心理職、福祉職、教育職、支援職の総力と、外部機関の防災士の協力により、この度、マニュアルを完成させることができました。

つきましては、今後、助成元が決定しましたら、全国に向けて無償配付して参ります。それまでは、デジタル版を配付致します。デジタル版は、PDFファイルをメール添付にて送付させていただきます。また、少部数でしたらリーフレット版をゆうメール着払いにて発送致しますので、お申し出ください。

▶︎ ご希望がありましたら、こちらまでメールでお知らせください。

避難マニュアル 1/2
避難マニュアル 2/2

デジタル版の使用方法
・メールにてPDFデータをご請求ください。
・A4のやや厚めの紙に横向き、フチ無し、短辺綴じにて印刷してください。
・印刷面に合わせて、3つに折ってください。
・マニュアルにある「3つの特別な避難準備」について、ご本人とご相談ください。
・持ち出しやすい場所に保管してください。
・避難時は、マニュアルの裏表紙「パーソナル・スペース」マークを表示させてください。

※ 本マニュアルは、無償配付することを目的に作成しておりますが、著作権は特定非営利活動法人みらいびらきLabo.が保持しております。

4 thought on “おうちから出にくい方のための避難マニュアル”

  1. 坂本勲 より:

    東南海地震に繰り返し襲われている高知県の家族会です。地域防災会からも避難誘導時にひきこもる人に何と声掛けしたらよいのか問い合わせが来ています。

    1. m-lab より:

      コメントをありがとうございます。大切なのは避難誘導時の声掛けの手前の、平素の事前準備と考えております。ひきこもりの方にとっては、現在のライフスタイルの維持がとても大切になります。そのため、避難先においても、ライフスタイルを完全とは言えなくても、似た形で維持することができるような事前準備が大切になってくると考えます。本避難マニュアルは、そのような視点から作成させていただいたものです。有効となるようでしたら、ゆうメール着払いにて必要部数を送らせていただきますので、お申し出ください。

    1. m-lab より:

      関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。PDFデータをご入力いただきましたメールアドレス宛に添付し、送らせていただきます。

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