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SDGsセミナーで講演予定

「地域創生プラットフォーム SDGsにいがた」様の主催するSDGsセミナーで講演させていただくことになりました。

通常は、心理支援についてお話しさせていただくことが多いので、SDGsという観点でお話しさせていただく機会をいただいて、みらいびらきLabo.の活動を新たな視点で価値づけることができ、とても嬉しく思っています。

当法人の取り組んでいるSDGsは、主には、SDGs No.4の「質の高い教育をみんなに」となります。その中でも不登校支援ということについて今回はお話しさせていただく予定です。

当法人では、不登校支援について、カウンセリングによる支援だけでなく、不登校の子応援フリーマガジン『OPEN Schooling』を発行することで、不登校の子が暮らしと学びを最適化デザインすることができる社会をつくることを目指しています。

不登校の子どもたちは、学校に行きにくいというたった1つのできないことが理由となって、それに伴った様々な機会を失ってしまうというリスクを抱えています。そのリスクを回避するには、学校に行けるようにしてあげれば良いということになりますが、それができなくて困っているのが不登校の子どもたちなのです。

今現在、学校に行けない状況にある子どもたちは、安心して暮らしたり、学んだりする機会を得られなくてもしょうがないでしょうか。決して、そんなことはありません。学校に行けない状況にある子どもたちも、学校に行っている子どもたちと同様に安心して暮らしたり、学んだりする権利をもっています。学校に行くことは、子どもが安心して暮らしたり、学んだりすることの条件ではないのです。

しかしながら、実際には、不登校の子どもたちの中には、日中に外出したりすることを控え、家の中で周りの人の目を気にしながら過ごしている子どもたちがたくさんいるのです。彼らは、自分は学校に行っていないからと、自由に活動したり、好きなことにチャレンジしたり、充実した時間を過ごしたりすることを控えているのです。そのような生活が長期化することによって、引きこもりやうつといった二次的なリスクが生じてくることにもなりかねません。

そのような現状に対して、フリーマガジンを活用した社会へのはたらきかけによって、不登校の子どもたちが自分の暮らしと学びを最適化デザインすることをお手伝いする試みを、今回はお話しさせていただきたいと思います。

子どもは未来そのものです。持続可能性というのは、最終的には子どもがサステナブルな成長をしていくことと同義であると考えます。

SDGsというと、資源や環境といったことに目が向かいがちですが、子どもという視点でSDGsを捉えると、どんなことが考えられるか、提案できたら良いなと思っています。

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