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学校に行きにくい子のためのボードゲームクラブ第3回レポート

1月28日(土)学校に行きにくい子のためのボードゲームクラブ「ダイスの木」第3回目が行われました。今回は、学校に行きにくさを抱えている小学生から中学生までの子が8組参加しました。親子での参加が多かったですが、一人で参加してくれた子もいました。

一口にボードゲームと言っても、入門用から上級者用まであり、また、種類もとてもたくさんあります。今回は、およそ80種類を用意しましたが、その子のゲーム経験値や年齢、好みなどによって、やりたいと感じるゲームは様々です。

そのような中で、それぞれが意思表示したり、譲り合ったりして、楽しい場を作り上げることができるのがボードゲームの良さだと思います。今回の「ダイスの木」でも、そのような場面がたくさん見られ、みんなほんとに良い子だなと感心しきりでした。

今回は、前半は、親子でプレイしたり、数人でプレイしたり、スタッフとプレイしたりと、やりやすい形で楽しみました。後半は、やりたい人が集まって、Dixit(ディクシット)を8人でプレイしました。自然と会話の生まれるDixitは、初めて会うもの同士でも無理なく楽しむことができ、お互いのことが何となく理解できるボードゲームです。タイトルを付けたり、ストーリーを考えたり、空想したりすることが好きな人にはおすすめです。

初めて参加する人は、知らない人がいて心配だと思うかも知れません。でも、大丈夫。「ダイスの木」では、親子だけで楽しむのもよし、大人数で楽しむのもよし、スタッフと楽しむのもよしというルールで行っています。また、プレイ途中で疲れてしまったり、辛くなってしまった時には、途中退出もありとしています。無理に他の子と関係を作らせようとしたりということもありません。人にはそれぞれに合った人数規模があります。一人一人の子の違いを大切にしながら遊びの場を作っていきたいと考えています。

「ダイスの木」では、多くの子が初めは小箱のゲームからやり始めています。小箱のゲームは、一つのルールでプレイすることで勝敗が生まれるパターンのものが多く、複雑なゲームプロセスがないため、老若男女だれでも一緒にプレイできるのが魅力です。また、入門者にも取り組みやすいものが多いです。

ボードーゲーマーも中級になってくると、中箱や大箱に挑戦できるようになります。中箱や大箱は、より戦略的で複雑な考え方が必要になります。小箱のゲームでボードゲームの楽しみ方がわかってきたら、段々と複雑なものに挑戦していきましょう。すると、こんなゲームもプレイできるようになった!と自信も付きますよ。

次回は、2月18日(土)OPEN 13:30 – CLOSE 16:00の予定です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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