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にいがたマインドフルネス Ep.6 ご近所散歩

こんにちは。みらいびらきLabo.公認心理師の佐藤裕基です。

今回のマインドフルネスのおすすめは・・・

家の周りのご近所散歩です。

マインドフルネスには、いろいろな方法がありますが、歩きながら行うマインドフルネス瞑想は、意外とやりやすい方法です。

歩くという動作は、同じ動きを繰り返すリズム動作ですので、呼吸に意識を集中して行うマインドフルネス瞑想と同様に、意識を歩行に向けることは比較的やりやすいのです。

普段は歩く時には、いろいろなことを考えながら歩くことが多いと思いますが、マインドフルネス歩行をする時には、歩くことに集中します。

「歩くことに集中する」とは、どのような状態なのかということになりますが、ぼくは次のようにして意識を歩行に向けています。

①やや大きめに呼吸をして、歩行リズム呼吸リズムを合わせます。
②歩行していますので、目は薄く開けて安全を確保します。
③自分が丸い球体の地球の上にいることを想像します。
 (感覚を事実と統合させます。)
④地球の中心から引っ張られる引力を感じます
⑤今、自分は地球上のここにいて、前進していることを感じます。


ぼくの経験では、意識が歩行になかなか集中しないときは、自分が動いているのではなく、足で地球を回している感覚をイメージすると良いようです。玉乗りをしているように、自分を固定して、足で押し出すことで地球を回していると想像してみましょう。

周りの風景などに目を向けることは、悪いことではありません。街の雰囲気や生活の気配なども感じながら、そこから再び呼吸と歩行のリズムに立ち戻りましょう。

この歩行と呼吸のリズムへの回帰は徐々にスムーズにできるようになります。集中を外らさないように一生懸命になる必要はなく、集中が外れたら戻すだけで良いのです。

ちなみに、ぼくは、予め集中が外れることを前提にしているので、カメラを持って散歩をして、関心の向いたものがあったら写真に収めて、再び歩行と呼吸に集中を向けることを繰り返しています。(笑)ダメな自分を積極的に歓迎して良いと思います。こちらの動画をご覧いただけば、ぼくのマインドフルネス・ウォークの移り気さがよーく分かるかと思います。

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